ヒビノインターサウンド株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：福島周治）は、ドイツの音響機器メーカーMUTEC（ミューテック）社のSRC 内蔵デジタルオーディオ・フォーマットコンバーター“MC-8”、“MC-8.1”を2011 年11 月2 日より発売いたします。MC-8/8.1 はMUTEC の優れたデジタルオーディオ技術を搭載し、コンパクトなボディーながらAES3 機器～ AES3id 機器間のオーディオ信号伝送に必要なフォーマット変換とサンプリングレート変換の同時処理が可能。デジタルオーディオ環境におけるAES3 機器～ AES3id 機器間の中継機として活躍します。

 MC-8
SRC内蔵デジタルオーディオ・フォーマットコンバーター(AES3⇒AES3id)
99,750円(本体価格95,000円)
2011年11月2日発売 

 MC-8.1
SRC内蔵デジタルオーディオ・フォーマットコンバーター(AES3id⇒AES3)
99,750円(本体価格95,000円)
11月2日発売
 

●AES3機器～AES3id機器間のデジタルオーディオ信号の伝送に必要な機能を凝縮した多機能コンバーター
MC8/8.1はAES3～AES3id間のフォーマット変換とサンプリングレート変換の同時処理が可能な高性能コンバーターです。MC-8を使えばXLR端子(AES3)をBNC端子(AES3id)に変換可能。XLR端子に比べ端子スペースを半分近くに抑えられるBNC端子は商業空間や設置スペースの限られた放送設備に多用されています。また、サンプリングレートの異なるデジタルオーディオ信号を複数入力しても、全出力を同じサンプリングレートで出力可能。サンプリングレートの異なるデジタルオーディオ機器を複数使用する環境においてもMC-8/8.1はAES3機器～AES３id機器間の中継機として威力を発揮します。 

●定評あるMUTECのクロック技術を搭載し、マスタークロックとしても機能
温度補償型水晶発振（TCXO）方式を採用した低ジッターリファレンスクロックを内蔵。サンプリングレート変換のリファレンスとして動作するだけでなく、マスタークロック信号も出力可能。デジタルスタジオ環境におけるマスタークロックジェネレーターとしても動作します。また、外部入力信号からもクロック信号を抽出し。マスタークロックとして動作可能。不安定なクロックを高い精度に再生成するため、接続するデジタルオーディオ機器のシステム全体を安定化します。 

●デジタルオーディオ信号の伝送をサポートする多彩な機能
MC-8/8.1はクロックが途切れたり、不安定になっても直前のクロックを維持する「フライホイール機能」を搭載。サンプリングレート変換時にクロックが不安定でも安定したクロックにロックできるためサンプリングレート変換を確実に行ないます。また、1系統のオーディオ入力を4系統に、2系統のオーディオ入力をそれぞれ2系統ずつに分配する「スプリット」機能も搭載。商業設備などにおけるデジタルオーディオ信号の分配にも最適です。 

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■MC-8背面パネル
 
■MC-8.1背面パネル