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S SeriesソフトウェアVer2.2の不具合について
Software Bulletin


■S シリーズ V2.2 に見られる不具合  

ステレオバランスコントロールが正しく調整できない
問題 
ステレオチャンネルのインプットプロセッシング画面が開かれた状態で、コンソールの右手にあるエンコーダノブの上から 2 番目を使って調整したパラメータは、その調整がどの画面上でなされたとしても、その前に開いていたステレオチャンネルバランスコントロールにも影響を及ぼします。
回避策 
ステレオチャンネルのインプットプロセッシングページの閲覧、または、設定調整を行った後はかならず、その画面から移動する前にチャンネルをモノラルへ切り替えて下さい。 
※インプットプロセッシングページとは balance、width、delay 及び tube のコントロールを行うページです。 


CG ソロが動作しなくなる 
問題 
CG が Spill セット上にあり、元の CG チャンネルスロットの配置が Spill 画面と同じ場所の場合、CG ソロ機能が正しく動作しない可能性があります。 
回避策 
CG バンクを左スクリーン(S31 の場合は中央又は左のスクリーン)へ配置する、または、CG を Spill セットから取り除き、通常のバンクと Spill セットのチャンネルストリプが重ならないようにして下さい。


DMI MADI B/C カードのアップデートが 50%まで進んだところで止まる 
問題 
DMI MADI B/C カードのファームウェアアップデートを行う際、アップデートのインジゲ ーターが 50%まで行ったところで止まってしまう場合があります。 
回避策 
再起動を行い、アップデーターを2つ立ち上げてください。すると、2つの内1つのアップデートが動作し新しい CPU コード V137 を表示し、もう一つのアップデーターは FPGAのコードを更新するはずです。 


Clear User Partition 機能が正常に動作しない 
問題 
System の Clear User Partiton 機能で削除されるべきファイルとフォルダがクリアされない。 
回避策 
関連するセッションファイルを Save As の Delete File 機能を使って個別に削除して下さい。



DiGiCo は上記の問題を次回のバージョンアップ時に解決出来るよう取り組んでおります。 
この度発生した不具合により皆様におかけしたご不便お詫び申し上げます。