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DPA Microphones
for Drums on Live stage

DPA Vocal Microphone
~DPAが提案するドラム用マイク~
レコーディングではDPAのフラッグシップモデル4006や4011が使われるシーンが多く見られますが、比較的高価なことやコンデンサー型ゆえに耐久性への懸念などからライブシーンでDPAのマイクが選択されることは決して多くないようです。

しかし最近では、レコーディングシーンで高い評価を得ているDPAサウンドを継承しながら、ステージ上でも使いやすく工夫された製品が登場しています。キックドラム用マイク4055やペンシル・マイク2012,2015です。これらの製品の登場により、ライブステージにおいてもDPAサウンドがぐっと身近になり、PA現場においてもより扱いやすく、よりリアルなサウンドの再現が可能になっています。

このページでは、ライブステージのドラム収録に適したマイクの紹介およびマイキング関連の動画、記事をご紹介いたします。

DPAマイクをドラム収録に使用するメリット

DPAマイクには、カプセルのサイズや形状の異なる製品がいくつもありますが、どの製品にも共通する特長があります。
大きく3種類の共通点についてご紹介します。すべての特性が、とてもフラットであることが分かります。

フラットな特性

下記は単一指向性の4011Aと2012、キックドラム・マイク4055、そして楽器用コンパクトマイク4099の周波数特性図です。
この特性により、DPAが追及している「原音に忠実で、透明感のあるナチュラルなサウンド」を実現しています。DPAの音作りのポリシーのひとつは「エンジニアが音作りをしやすいサウンド」です。EQは不要、もしくは最小限で必要なサウンドが得られるため、調整の手間が格段に減ります。音楽のジャンルや演奏スタイルなどに関わらず、高いクオリティで原音を忠実に収音することで、エンジニアは思い通りに色づけることができます。

軸外特性

DPA製品の音質の良さ、つまり自然な音質が得られる理由の一つは「軸外特性の良さ」です。DPAマイクは、軸外サウンドを明瞭度や音質を低下させずに、主音源と同等のクオリティを保ちながら、レベルだけを減衰します。これにより主音源がより際立ち、サウンド全体のクオリティが格段に向上します。

こちらはDPAマイクの軸外特性が良く分かる内容です。角度が変わっても音質はそのままにレベルだけが変化していることが分かります。ボーカル・マイク「2028」に関する動画ですが、「軸外特性が良い」というのは、DPAマイク全般について共通の特長です。

汎用性

ここまでご説明した「フラットな特性」「軸外特性」により、DPAマイクの音質は極めて色付けのない原音に忠実なサウンドであると言えます。そのため、DPA製品の多くは様々な音源に使用できる汎用性を備えています。楽器用コンパクトマイクとして定評ある4099ですが、マイク本体は感度が異なる2種類のみです。専用のクリップを豊富に用意しているため、クリップを活用して様々な音源に使用することができます。また2012はスネアやタムだけでなく、アコースティックギターやコンガ、ボンゴなど、さらにキックドラム・マイクの4055をギターアンプや管楽器などの用途にも推奨しています。エンジニアのアイデア次第で何通りにも活用でき、音作りを楽しむことができる製品です。

種類別の推奨マイクロホン

DPAが推奨するマイクとマイキングの紹介動画です

Kick Drum

4055 <オープンカーディオイド>

小さなサウンドホール内部にも簡単に設置できるよう、マイクホルダーを使用しても直径わずか57mmに収まる、非対称(アシンメトリー型)の形状です。
最大音圧レベル164dB SPLに対応し、迫力あるドラムサウンドの”力強さ”とコンデンサーならではの”繊細さ”を両立。キックドラム用マイクとしては珍しくフラットな特性で、ジャンルを選ばずお使いいただけます。
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関連動画

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サウンドサンプル

Snare Drum

CORE4099 <超単一指向性>

専用のドラムマウント(DC4099)を使用してスネアのリムに装着します。トップとボトム両方に設置可能です。またマイク固定後もグースネック部分で角度を自由に調整できます。
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4099はクリップの組み合わせで様々な楽器に使用できる汎用性の高い楽器用コンパクトマイクです。面ファスナータイプのユニバーサルマウント(UC4099)を使ってコンガに、サックス用マウント(STC4099)を使ってカホンにも流用できます。

コンガ使用例

カホン使用例

2012 <単一指向性>

最大音圧レベル156dBで楽器の近接収音に最適なオールラウンドタイプのマイクです。ボディにはクロムメッキを施した厚みのある真鍮を採用し、過酷なライブシーンに対応する高い耐久性を獲得しています。またカプセルを守るグリルにもクロムメッキが施されています。
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関連動画

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サウンドサンプル

Tom-toms

CORE 4099 <超単一指向性>

専用のドラムマウント(DM4099)を使用してタムのリムに装着します。固定後もグースネック部分で角度を自由に調整できます。
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4099はクリップの組み合わせで様々な楽器に使用できる汎用性の高い楽器用コンパクトマイクです。面ファスナータイプのユニバーサルマウント(UC4099)を使ってコンガに、サックス用マウント(STC4099)を使ってカホンにも流用できます。

コンガ使用例

カホン使用例

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Overheads

ST2015 <ワイドカーディオイド>

感度の差が1.5dB以内の2本の2015を組み合わせたステレオセットです。2015の指向性は、カーディオイドより少し広いワイド・カーディオイド型で、空気感のある収音に適しています。オーバーヘッドのほか、グランドピアノやマリンバ、シロフォンなど大型楽器の収音にも威力を発揮します。
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サウンドサンプル

Hi-hats

2012 <単一指向性>

最大音圧レベル156dBで楽器の近接収音に最適なオールラウンドタイプのマイクです。
ボディにはクロムメッキを施した厚みのある真鍮を採用し、過酷なライブシーンに対応する高い耐久性を獲得しています。またカプセルを守るグリルにもクロムメッキが施されています。
製品の詳細はこちら

CORE 4099 <超単一指向性>

面ファスナータイプのユニバーサルマウント(UC4099)を使用してハイハットのブーム部分に巻き付けて固定し、ハイハットの下から収音できます。
マイク固定後もグースネック部分で角度を自由に調整できます。
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サウンドサンプル

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サウンドサンプル

4055 Kick Drum Microphone
DPA 2012 cardioid mic on Snare Drum
DPA 2012 Cardioid Mics on Grand Piano in ORTF stereo position
DPA 2015 wide cardioid mics as overheads on drums

ラインナップ

Microphone

4055

オープンカーディオイド(キックドラム・マイク) 製品ページはこちら >

2012

カーディオイド 2012 製品ページはこちら >

2015

ワイドカーディオイド 2015 製品ページはこちら >

ST2015

ワイドカーディオイド(※2015のステレオペア) ST2015 製品ページはこちら >

CORE 4099

スーパーカーディオイド(ドラムセット) CORE 4099 製品ページはこちら >

Microphone Kit

DDK4000

ドラム用マイクキット DDK4000
厳選された4種類7本のマイクロホンと必要なアクセサリーが頑丈なペリカンケースに収納されたセットです。
セット内容:2012×1、2015×2(ステレオペア)、4055×1、4099-DC-2×3、 アクセサリー一式
製品ページはこちら >