ヒビノインターサウンド株式会社( 本社：東京都港区、代表取締役社長：福島 周治) は、ドイツCAMCO( キャムコ)のパワーアンプ“D-Power Series”を 2012 年5 月11 日より発売いたします。

D-Power Series は、「スピーカーを駆動させる増幅器」というパワーアンプ本来の機能に特化したモデルです。純粋な機能のみを収めた頑強な筐体から出力されるパワフルで高品位な音質は、CAMCO ブランドの高い技術力を遺憾なく発揮しています。ラインナップは、ハイブリッドクラスH を採用した“D-Power 7”、UMAC クラスD を採用した“D-Power 1”と“D-Power 05”の3 機種。大規模なライブサウンドから高音質を求める商業設備まで、必要なパワーに応じて選択できます。

■パワーアンプ本来の機能に特化
D-Power Series は、「スピーカーを駆動させる増幅器」という本来の機能に特化した2 チャンネルのパワーアンプです。PC でのコントロール機能もDSP も搭載しておらず、パワフルで品位のある音質を提供する、という原点に立ち戻って設計しなおしています。歪みの低減やノイズ特性の改善に取り組み、THD は0.01% 以下(※) と桁違いの数字が示すとおりのクリアで高品位な音質を実現しています。ハイブリッドクラスH を採用した D-Power 7 は安定した2 Ω駆動が可能で、2650W+2650W の大出力を誇ります。大型のスピーカーやラインアレイをはじめとする複数のスピーカーシステムにも余裕を持ってドライブ可能。UMAC クラスD を採用したD-Power 1 とD-Power 05 を含め、クラスを超えた音響性能を備えており、大規模なライブサウンドから高音質を求める商業設備まで、必要なパワーに応じて選択できます。　※ THD(20Hz ～ 20kHz、8Ω)

■高い信頼性、軽量化、大幅な省電力化を実現
D-Power Series は、2U サイズの共通の筐体に信頼性の高いスイッチング電源を搭載しています。効率を最適化することでサイズを小さくし、D-Power 7 は質量12.4kg、D-Power 1 と05 は5.2kg と軽量化を実現。移動の多い現場に最適です。また、消費電力はD-Power 7 で1800W、D-Power 1 は200W、D-Power 05 にいたっては120W と従来のパワーアンプに比べて大幅に削減しており、現場での電力消費を低く抑えられます。

■安定性の高い運用が可能
D-Power Series は、過酷な使用に対応する保護回路を搭載しており、安定性の高い運用を可能にします。過剰な出力電流を制限するリミッター、加熱によるダメージを防ぐサーマルプロテクション回路も搭載。さらに、過大なAC電圧から電源を保護する検知機能やスピーカーを保護するDC プロテクションにより万全を期しています。前面パネルには、41 ステップのクリック付きレベルコントロールと電源スイッチ、Signal やClip などのインジケーターを備えています。入力端子はバランスのXLR とフォーン(D-Power1&05 のみ)、出力端子はノイトリック製4P スピコンを採用。また、ステレオ/ ブリッジモノの切り替えが簡単にできるスイッチも装備しており、設置の手間を省いています。

製品の詳細に関しましては、ヒビノインターサウンド株式会社までお問い合わせください。

■リアパネル

D-Power 7

D-Power 1&05