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DiGiCo "Quantum112" 受注開始

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2025 年11月13日

DiGiCo
Quantum112

軽量コンパクトで高性能
高い機動力を発揮するデジタル・ミキシング・コンソール

ヒビノインターサウンド株式会社( 本社:東京都港区、代表取締役社長:池垣 浩) は、イギリス、DiGiCo(デジコ) のデジタル・ミキシング・コンソール「Quantum112」を2025年11月19日より受注開始いたします。

Quantum112は、幅44cm、14.7kgの軽量・コンパクトなボディにQuantumシリーズの高性能を詰め込んだデジタル・ミキシング・コンソールです。頑丈で堅牢なPelican™ ケースに収まるように設計されており、あらゆる現場に赴ける高い機動力を持っています。そのコンパクトな外観にかかわらず、Quantum112の機能と操作性は紛れもなくQuantumの系譜であり、DiGiCoの卓越した性能と比類のない音質を提供します。

製品名 カテゴリー 価格 受注開始日
Quantum112 デジタル・ミキシング・コンソール オープンプライス 2025年11月19日


●軽量・コンパクトで高い機動力を発揮
Quantum112は、幅44cm、質量14.7kgの軽量・コンパクトなボディにQuantumシリーズの高性能を詰め込んだデジタル・ミキシングコンソールです。
頑丈で堅牢なPelican™ Air 1637ケースに収まるように設計されているため、機材の安全を確保しながら持ち運びや輸送を簡易に行えます。車での運搬はもちろん、電車や新幹線、飛行機※での移動が気軽にできるようになり、DiGiCoの最新かつ最小のミキサーはあらゆる現場で高い機動力を発揮します。
※ケース梱包時の重量は23kgになります。飛行機の預け入れには別途料金がかかる場合がありますので事前にご確認ください。

●Quantumシリーズの卓越した音質と機能を継承
Quantum112は上位モデルのQuantumシリーズ同様、最新の第7世代FPGAエンジンを搭載し、サンプリングレート96kHzの高精細な音質を継承しています。アナログ的な温かみとデジタルの正確さを両立しているうえ、最新モデルの進化として0.5msという超低レイテンシーを実現。どのような環境下においても信頼性の高い安定したサウンドを提供します。80の入力チャンネル、24のAux/サブグループバス、LR/LCRマスターバス、および12×8のマトリクスを提供し、これらすべてがフルチャンネル処理です。さらに、12のコントロールグループと2つのソロも利用可能です。また、Quantumシリーズの独自機能であるMustard Processingによる高品位なEQやダイナミクス、プラグインスタイルのSpice Rack、独立したモニター処理を可能にするNodal Processingを当然のように搭載しているうえ、12のグラフィックEQと8のFXラック用スロットも利用でき、高度な音作りが可能です。また、上位のQuantumやSDシリーズ、SD-RackなどのI/Oラックと接続して運用できる柔軟性も備えており、大きなシステムの中に組み込むことも容易です。

●直感的な操作性と視認性の高いデザイン
Quantum112は、17インチ、1000nitの高輝度マルチタッチスクリーンを搭載しており、迅速かつ直感的な操作を可能にするメーターブリッジやソフトクイック選択ボタン、18個のTFTチャンネルディスプレイを備えています。各ロータリーエンコーダーの機能を自動識別してカラーコード化するHTL機能も健在で、クリアな視認性を提供します。メインディスプレイの下には、新しく調達された12本の100mmタッチセンシティブフェーダーがあり、滑らかな動きと精密なコントロールを可能にします。

●多彩な入出力端子と拡張性を備えたローカルI/O
Quantum112の背面パネルには、多彩な入出力端子を備えています。

・16系統のマイク/ライン入力と8系統のライン出力
 いずれも32ビットのプリアンプとDACを採用。音の再現性を高めてより原音に忠実なサウンドを提供します。

・Danteポートを標準搭載
Primary、Secondary(それぞれ64×64、Ethercon)
Fouirier Audio のtransform.engineに接続してVSTプラグインをライブ環境でリアルタイムに運用可能。
    Danteに対応するその他の製品とも接続できます。

・AES/EBU
1系統のAES/EBU入力(2チャンネル)と1系統のAES/EBU出力(2チャンネル)を装備。

・4系統のMADI I/O
48kHzでは最大4系統または最大2系統のリダンダント、96kHzでは2系統のインターフェースとして使用可能。

・UB MADI(USB Type BオーディオI/Oインターフェース)
最大32チャンネルの録音および再生に対応します。

・2つのDMIスロット
入出力の拡張やAMM機能の追加、KLANG:technologiesやALLEN&HEATHなどの外部機器の接続を可能にするカードなどを多種用意しており、用途に応じたカードを挿入してシステムを拡張できます。各カードはオプション。
    詳細はこちらから⇒DMIカード

・Optocore(オプション)
48kHzおよび96kHzで504の追加オーディオパスを提供するシングルループが利用可能。OptocoreコネクタはHMA、OpticalCon、またはSTから選択可能で、Optocoreモードはマルチモードまたはシングルモードから選択。

・デュアル電源
リダンダント対応。長時間の運用や重要なステージにも安心して運用できます。

■仕様

入出力性能 フェーダー数 12
入力チャンネル 80ch
バス 24(AUX/GRPの総計)
ソロバス 2
マトリクス 最大12×8
コントロールグループ 12
イコライザー 32バンドGEQ(±12dB)×12
内蔵エフェクター 6(+Spice Rack)
ローカルI/O マイク/ライン入力 16
ライン出力 8
AES/EBU入出力※ 1
MADIインターフェース 2@96kHz、4@48kHz
(75ΩBNCコネクター×8 48kHz時のリダンダント機能選択可能)
外部ディスプレイポート Displayport×1
外部同期 ワードクロック、MIDI、AES/EBU、オプチカル
USB2.0ポート 4(USB3.0ポート×3)
GPI 2
GPO 2
ヘッドホン出力 標準フォーンジャック×1、ミニジャック×1
音響性能 サンプリングレート 96/48kHz
レイテンシー 0.5ms 代表値(マイク入力→ライン出力、チャンネルプロセッシングなし)
内部プロセッシング 最大40bitフローティングポイント演算
AD/DA変換 32bit
周波数特性 20Hz~20kHz(±0.2dB)
THD+N 0.002%以下 (1kHz、0dBゲイン、-10dBFS出力、 22Hz~20kHz)
クロストーク 100dB以上 @ 10kHz
残留ノイズ -93dBu以下(代表値:20Hz~20kHz)
マイク等価入力ノイズ <-127.5dB(EIN,A Weight)
最大出力レベル +22dBu
最大入力レベル +22dBu
入力チャンネル/AUX/グループ/マトリクス デジタルトリム -20dB to +60dB(アナログ入力アサイン時:-40~+40dB)
ディレイ 最大1.3秒
ローパス/ハイパスフィルター 20~20kHz、24dB/Oct
インサート 2ポイント@ch
パラメトリックEQ 4バンド
ダイナミックEQ 139ch
ダイナミクス コンプレッサー、ゲート、ディエッサー、ダッカー
ソロバス ソロバス 1 / ソロバス2 / 両方、オートソロ
Nodal Processing 24
Mustard Processing 20
DMIスロット 2
UB-MADI(サンプリングレート48kHz時) 32ch
電源 内部電源×2(AC100V、50/60Hz)
寸法(W×H×D) 440×324×575mm
質量 14.7kg
(オプションの Peli Caseに入れた総量:23kg)
※コネクター系統数。1コネクター係数あたり、2chの入出力の仕様が可能。

■詳細に関しましては、ヒビノインターサウンド株式会社までお問い合わせください。
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