株式会社Zeppホールネットワーク様 ライブホールZepp国内全店
導入機器
DiGiCoのQuantum 338がZepp国内全店で活躍 視認性、プロセッシング性能、音質、外観、すべてで高い評価を獲得
ライブハウスの延長線上にある“ライブホール”をコンセプトとするZepp(株式会社Zeppホールネットワーク様)。1998年にオープンしたZepp Sapporoを皮切りに、国内9か所、海外2か所に展開し、多くのトップアーティストがライブを行う人気のホールです。この度、ZeppのFOHミキサーとして、国内の全店舗にDiGiCoの新型コンソールQuantum 338が導入されました。機材の選定責任者で保守管理を担当されている株式会社トゥ・ミックスのサウンドエンジニア上野功太さんに選定理由や音質、操作性などのお話をうかがいました。(取材撮影場所:Zepp Shinjuku)

インタビューに応じてくださった上野功太さん
またZeppはライブハウスの延長ですから、必要な機材が置いてある形式の小屋です。メインスピーカーもあれば、FOH卓、モニター卓もある。マイクやケーブルも揃っています。特に音響部分は全国で同等スペックの機材を揃えていますので、Zeppツアーの場合はご利用される方々にほぼ同じ機材環境を提供できている点が大きな特長です。今回のFOH卓の更新でも、改めてこの特長を維持できたことは嬉しいですね。
Zeppの会場 は 1998 年 4 月 の Zepp Sapporo 開業がスタートで、それから全国各地に造っていき、現在は国内では9店舗の ライブホールを展開しています。そしてここZepp Shinjuku が 2023 年 4月にオープンした一番新しいZeppライブホールとなります。
また、昔のアナログ卓より少し小さいサイズながら、36フェーダー+マスターフェーダーとフェーダー数が充分にあった。そこも決め手の1つです。フェーダー数が多いとオペレートしやすいですからね。


FOH側、ステージ側、共にSD-Rackを使用し、96kHz/32bitを伝送する
カードを挿入

上野 SD8と比べてみて、良いことづくしですね。まずタッチスクリーンが3つに増えました。しかも、その画面の隣にツマミがあるので、オペレーターがどの位置でも操作できる。言ってしまえば、オペレーター2人でも同時作業ができます。
他には上位モデル譲りの新機能。新しいアルゴリズムとなったチャンネルストリップMustard Processing、プラグイン・エフェクターを挿すみたいな感覚で使えるSpice Rackというエフェクター・シリーズがあり、Chilli6とNaga6がラインナップされています。音の表現力は増しましたし、プラグインを使わなくても、今まで以上に音が作りこめるという感じですね。そして、なんといっても一番わかりやすいポイントは、かっこいい(笑)。マイナス点はほとんどありませんね。
- Mustard Processing
- SDシリーズに入っていたチャンネルストリップに追加可能な新たなプロセッシング機能。EQやコンプレッサー、Tubeプリアンプシミュレーションなどが入っているため、今までと違う音色を創造可能。
- Nodal Processing
- すべてのAUXセンドに入力チャンネルと同等のEQやダイナミクスを割り当てられるプロセッシング機能。
- Spice Rack
- 内部のFXとは別に追加される高機能プロセッシングで、現在Chilli6とNAGA6を用意。
上野 Spice Rackは、マスターに入れておくか、ボーカルのどちらかに挟んで使うことが多いですね。ボーカルに対して、余分な所のみダイナミクスでカットしたい時、もちろんこれまでのDinamic EQやMulti-Band Dinamicsでも行えますが、Spice Rack では リアルタイムにグラフィックで見えますからね。また、ライブは大音量になりますから、耳に痛いところ をカットするためにマスターに挟んで使うこともあります。
Mustard Processingは、操作を覚えればとても扱いやすいと思います。私は Mustard Dinamicsをオペレーターさんに説明する時、音の変化が一番わかりやすいオプティカル・コンプレッサーをおススメしています。
実はステージラックはSD8時代と同じI/Oカードなので、音はあまり変わらないんじゃないかなと思っていました。しかし、Processingの違いなんでしょうね。音は明らかに良くなりました。

Zepp ShinjukuにあるQuantum 338のマクロ。
テキストだけでなく、色を変えることもできる
上野 どうぞご自由に見てください(右写真参照)。

Quantum 338のリアパネル
上野 UB MADI端子はとても便利ですね。ちょっとしたプレイバックや、Macがあればドライバーなしで48ch録音ができる。しかも、出力を48kHz/24bitに変換してくれますので、そこが便利という人は多いです。96kHzで48chだとすごく容量が増えますから。そういう手軽さもあります。最初は使うのかな? と疑問に思っていたんですけど、こんなに使えるとは思ってもみませんでした。
ありがとうございました。
各Zeppホールの皆様

Zepp Sapporo
所在地:〒064-0809 北海道札幌市中央区南9条西4-4
Tel:011-532-6969
URL:https://www.zepp.co.jp/hall/sapporo/

Zepp Shinjuku (TOKYO)
所在地:〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-29-1
東急歌舞伎町タワーB1F-B4F
Tel:03-6380-3741
URL:https://www.zepp.co.jp/hall/shinjuku/

Zepp Haneda (TOKYO)
所在地:〒144-0041 東京都大田区羽田空港1-1-4
HANEDA INNOVATION CITY ZONE H
Tel:03-6671-7542
URL:https://www.zepp.co.jp/hall/haneda/

Zepp DiverCity (TOKYO)
所在地:〒135-0064 東京都江東区青海1-1-10
ダイバーシティ東京プラザ
Tel:03-3527-5256
URL:https://www.zepp.co.jp/hall/divercity/

KT Zepp Yokohama
所在地:〒220-0012 神奈川県横浜市西区
みなとみらい4-3-6
Tel:045-285-3311
URL:https://www.zepp.co.jp/hall/yokohama/

Zepp Nagoya
所在地:〒453-0872 愛知県名古屋市中村区平池町4-60-7
Tel:052-541-5758
URL:https://www.zepp.co.jp/hall/nagoya/

Zepp Osaka Bayside
所在地:〒554-0031 大阪府大阪市此花区桜島1-1-61
Tel:06-7174-8553
URL:https://www.zepp.co.jp/hall/osakabayside/

Zepp Namba (OSAKA)
所在地:〒556-0012 大阪府大阪市浪速区敷津東2-1-39
Tel:06-6630-8533
URL:https://www.zepp.co.jp/hall/namba/

Zepp Fukuoka
所在地:〒810-8639 福岡県福岡市中央区地行浜2-2-1
Tel:092-517-5599
URL:https://www.zepp.co.jp/hall/fukuoka/
