ミキサー&プロセッサー

SCM820J

  SCM820 ●前面パネル・背面パネル
●仕様
●各部の名称
●別売アクセサリー
会議、プレゼンテーション、商業施設などの複雑な音響システムを
高い次元で制御するデジタル・オートマチック・ミキサー。
 
会議やプレゼンテーション、ディスカッションなどの音響システムを自動で制御する8入力2出力のオートマチック・ミキサーです。Shure独自のオートミックス・テクノロジーIntelliMixでシビアな音響調整と複雑なオペレートが求められる会議システムを自動的に制御し、シンプルで確実な運用を実現。

 
型番 カテゴリー  価格 
SCM820J デジタル・オートマチック・ミキサー
 (ユーロブロック端子) 
 
SCM820J-DB25
※受注発注品
デジタル・オートマチック・ミキサー
 (D-Sub25ピン端子)
生産完了(2022.04)
 

 

 
 
 
■前面パネル
SCM820前面パネル

■背面パネル
SCM820J(ユーロブロック端子、基本モデル)
SCM820J

SCM820J-DB25(D-Sub25ピン端子、基本モデル)
SCM820J-DB25


 
仕様
 
チャンネル入力 チャンネル数 8
端子・形式 ユーロブロック端子(SCM820J)、D-Sub25ピン端子(SCM820-DB25)、アクティブバランス。ロジック(Gate,Mute,Override,Ground)
インピーダンス 5kΩ
クリップレベル -6dBV(Mic:+26dB)、+20dBV(Line)
ファンタム電源 DC48V(Mic入力選択時)
デジタル入力 AD-DAコンバーター 24bit, 48kHz、ダイナミックレンジ113dB(代表値)
内部処理 32bit
レイテンシー 0.51ms(アナログ-アナログ:スタンドアローン時)
ネットワーク SCM820J(シングルポート、10/100Mbpsイーサネット)
AUX入力 チャンネル数 1
端子・形式 フロント:ステレオミニジャック、リア:ユーロブロック端子(SCM820J)、RCA端子(SCM820-DB25)、アンバランス
インピーダンス 10kΩ
クリップレベル +10dBV
MIX出力 チャンネル数 2
端子・形式 ユーロブロック端子(SCM820J)、XLR 3ピン(オス)端子(SCM820-DB25)、アクティブバランス
インピーダンス 350Ω
最大出力レベル -26dBV(Mic:-46dB)、+20dBV(Line)
ダイレクトアウト チャンネル数 8
端子・形式 ユーロブロック端子(SCM820J)、D-Sub25ピン端子(SCM820-DB25)、アクティブバランス
インピーダンス 150Ω
最大出力レベル +20dBV
ヘッドホン出力 チャンネル数 1
端子・形式 標準フォーンジャック
インピーダンス 350Ω
最大出力 100mW
等価入力ノイズ -118dBV(Mic:+26dB、150Ω)
周波数特性 20Hz~20kHz(±1dB)
THD 0.05%以下(1kHz、+4dBu)
イコライザー
(チャンネル入力)
LF 25~320Hz、12dB/oct
HF 5kHz、±18dB、12dB/oct
イコライザー
(MIX出力)
LF 25Hz~20kHz、±18dB、12dB/oct
HF 25Hz~20kHz、±18dB、12dB/oct
6バンドPEQ(MIX出力) 25Hz~20kHz、±18dB、1/70~4dB/oct
リミッター(MIX出力) レシオ:1:10、スレッショルド:-50~-2dBFS、アタック時間:0.1mS、ディケイ:100mS
電源 AC100V、50/60Hz、100W
寸法・質量 W483×H44×D300mm(除突起部)、3.7kg
付属品 ユーロブロックコネクター一式(ユーロブロックモデルのみ)、USBメモリー、電源ケーブル


各部の名称
 
 
SCM820リアパネル各部の名称
 

 
  • ■IntelliMixテクノロジーによる先進のオートミキシング機能。
  • SCM820は長年にわたって会議用オートマチック・ミキサーを開発してきたShureのテクノロジーを集約したIntelliMixテクノロジーを採用しています。音声を高い明瞭度で収音しながらも複数のマイクロホンの信号レベルを常時監視してレベルを調整。細かな音響調整と複雑なオペレートが必要とされる会議システムの運用を自動で制御します。
    • DFR(Digital Feedback Reduction) 
      Shureの定評あるシグナル・プロセッサー「DFR22J」のテクノロジーを継承した2chハウリング・サプレッサー機能を搭載。ハウリングを自動的に検知し、最大16個のノッチフィルターをハウリングポイントに自動的に配置。任意の入力チャンネルまたはミックス出力に割り当てでき、耳障りなハウリングを抑制した高品位な会議システムを運用可能。
    • NAT(Noise Adaptive Threshold)
      実際の音声とノイズフロアを自動的に識別し、ゲートのスレッショルドを動的に調整。開放チャンネルの暗騒音を抑制したクリアな音質を実現。
    • NOMA(Number of Open Microphone Attenuation)
      有効なマイクロホンの数に応じてシステム全体のゲインを調整。ハウリングを発生しない最適なゲインレベルを常に維持。
    • LMLO(Last Microphone Lock On)
      (Last Microphone Lock On) 最後に有効になったマイクロホンのON 状態を別のマイクロホンがON 状態になるまで保持。
    • Max Bus
      1 つの音源に対して1 つのマイクロホンだけを有効にすることで、コムフィルターを低減し、明瞭な収音を実現。
    • IntelliMixモード
      運用するアプリケーションに合わせて選択できる5 つのモード(Classic、Smooth、Extreme、Custom、Manual)を用意。モードを選択するだけで、最適な音響システム設定を実行。
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  • ■多彩なアプリケーションに対応する、柔軟な入出力構成

     

    • ・ SCM820 は8 入力2 出力構成に加えて、出力はMix A/B の2 出力構成。マイク/ ラインレベルを個別に切り替えられるほか、「デュアル・ミキサー」として個別に異なるIntelliMix モードで出力可能。Mix A を会場拡声用としてSmooth に設定し、Mix B を録音用にManual に設定するなど、音響システムに合わせた自由な設定が行えます。
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  • ■シンプルなフロントパネル操作と詳細な設定を行える専用ソフトウェア
    • SCM820ソフトウェア ・ SCM820 は最低限の物理コントロールで基本的な設定を行えるシンプルな操作性を実現しています。基本的なコントロールはスイッチを押して調整したい項目を選択し、各チャンネルのコントロールつまみで調整を行うだけ。チャンネルのソロ/ミュートも希望のチャンネルのコントロールつまみを押すだけで実行可能です。また、Mix の信号レベルは7 セグメントのLED メーターで確認できるほか、各チャンネルのレベルはコントロールつまみの周囲に配置されたLED リングで確認可能。その他、チャンネル/ ミックスの検聴を行うヘッドホン出力やBGM 用のプレイヤーからの入力を行うAUX IN をフロントパネル側に配置するなど操作性を考慮した設計を随所に行なっています。
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    • ・ さらにSCM820 はイーサネットケーブルでPC と接続することでさらに詳細な設定、モニタリングが可能です。ブラウザーベースの専用GUI を起動すればIntelliMix モードのカスタム設定から、ネットワーク設定、各チャンネルのレベルメーター確認、不用意な誤操作を防止するハードウェアロックなど多様な設定を実行可能。AMX やCrestron などのサードパーティ・コントロールシステムにも対応しているため、離れた場所からタッチパネル制御やモニタリングも行えます。

別売りアクセサリー

A820-NIC-DANTE

DB25-XLRM

DB25-XLRF

DB25-TRSM

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