About DPA Microphones

HOME > DPA Microphones >  NEWS  >  【TIPS】タムのマイキング
【TIPS】タムのマイキング
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
最新の製品情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
2024年1月


 

タムのマイキング


この記事では、タムのクローズマイキングに関する一般的なガイドラインをいくつかご紹介します。とはいえ「優れたサウンド」とは極めて主観的なものであり、本記事内でご紹介するマイキングはあくまでもひとつの提案です。実際に試す際は、聞こえてくるくる音に十分耳を傾けて、最適なソリューションを選択してください。
 

マイキング

タムはスネアと同じ方法でマイキングできますが、タムは音楽スタイルによって役割が異なることがあるため、ジャンルによって適切なマイキングを検討する必要があります。

ジャズの場合、オーバーヘッドマイク、場合によってはバスドラムとスネアドラムのマイクのみでドラムサウンドを収音することがありますが、ポップスやロックでは、タムを強調するためテクニックが必要です。

またマイクの位相問題を最小限に抑えるには、使用するマイクを減らすことをお勧めします。無指向性またはワイドカーディオイドをタムの間へ配置するのもひとつの方法です。近接効果を利用してより厚みのあるサウンドを得るには、2012や2011C、4011Cなどをお勧めします。
 

マイクの選び方

ドラムキットは非常に音圧が高く、1mの距離で120 dBを超えることもあります。ドラムまたはシンバルのヘッドから数cmで 140 dB以上になることも多いため、高いSPLに対応するマイクが求められます。前述のDPAマイクの場合、ドラムヘッドから1cm以内に配置しても、クリップせずに収音することができます。
 

DPAの推奨マイク



ユニークな形状のクリップにより、迅速で安定したマイクセッティングが可能です。柔軟なグースネックによりマイクを適切な角度に簡単に設置できるため、ポジションによって異なるサウンドニュアンスを的確に収音します。

関連動画