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貝塚市民文化会館 コスモスシアター様

限られた予算での改修で最大の効果を発揮
明瞭度が向上したサウンドで様々な催事に柔軟に対応
CODA AUDIO「TiRAY/TiLOW」「N-RAY/SCV-F」

コスモスシアター様は、大ホール・中ホール・小ホールを備えた公共文化施設として、クラシックコンサートや演劇、講演会、発表会など幅広い催事に対応しています。地域の皆様が気軽に文化や芸術に触れられる場として、市民利用からプロ公演まで、さまざまな用途でご利用されています。安心して利用してもらえる施設を目指し、設備の維持・更新にも注力されており、2026年1月に中ホールの新たなスピーカーシステムとして、CODA AUDIOのコンパクト・ラインアレイ・システム「TiRAY」「TiLOW」および「N-RAY」「SCV-F」のシステムが導入されました。

会館の管理運営を行う一般財団法人 貝塚市文化振興事業団の堀 祥代様と音響担当の日浦 謙一様(株式会社ピーエーシーウエスト)にお話しを伺いました。

運用開始時期:2026年1月下旬

コスモスシアター 中ホールのプロセニアムスピーカとして配置された
CODA AUDIOのTiRAYとTiLOWのシステム
(画像は下手側、設営工事中に撮影)
 
■システム選定の決め手について
コスモスシアターの中ホールは、昇降可能な舞台や客席中通路より前部席を完全フラットにする機能を備えており、多目的にあらゆるシーンに対応します。改修にあたっては、既存のスピーカーが収まっていたスペースに収まるというスペースファクターはもちろんですが、重視されたポイントは以下の2点。
  • 限られた予算のなか、十分な性能を発揮できること
  • 多目的ホールとして、さまざまな催事に対応できる柔軟性
実際に改修後の音響特性の変化について、感想をうかがいいました。
堀様:デモ機での試聴で、音の広がりや聞き取りやすさが印象的でした。既存のスピーカーとの違いを如実に体感でき、講演会などの音声はもちろん、音楽公演にも対応できるバランスの良さを感じました。
改修後は、客席全体で音の聞こえ方がより均一になったと感じています。以前は、利用者からときおり座席によって聞こえ方に差を感じるといった指摘がありましたが、現在は、今まで以上に聞き取りやすくなったという印象があります。私自身は音響の専門家ではありませんが、利用者や出演者からも好意的な声をいただくことが増え、改修の効果を実感しています。

日浦様:改修計画は前任者より引き継いだ形になるので、私は特に機材選定はしていませんが、CODA AUDIOのスピーカーは試聴会等で度々聞いていたので、選定されていたスピーカーは良い選択だと思いました。カバーエリアの均一性の向上はもちろん、音の直進性が上がった感じがしてクリアになりました。
以前のシステムでは、靄がかかった感じの音だったので、かなり明瞭度は上がりました。
コスモスシアター中ホール
 
ステージと客席をなくし、
フラットにした状態


■ 移動用システムの機動力と拡張性
また、今回は移動用としてN-RAYとSCV-Fのシステムも導入。音楽が重視されるシーンで活躍します。
当初は中ホールのみ使用する固定システムになっていましたが、「大ホールでも使用できたら」という日浦様の発案で、アンプを含めた可搬型ラックに変更しました。
(左、右)CODA AUDIOのN-RAYとSCV-F 
(中央)CODA AUDIOのLINUS14Dを収めたアンプラック

「N-RAY」の同シリーズのサブウーファーは15インチの「SCN-F」なのですが、「この会館はダンス系の催事が多いので18インチがほしい」という日浦様の強い希望により、SCV-Fと組み合わせることになりました。SCV-Fは、サブウーファー帯域の中でもより低い25Hz~150Hzの再生を担う18インチモデルで、大口径ユニットならではの低域の押し出し感を持っています。

CODA AUDIO製品は、独自技術により全モデルで優れた位相特性(フェーズリニアリティ)を達成しています。これにより、シリーズの枠を超えたアラインメントが極めてスムーズに行えます。異なるシリーズで組み上げた移動用の「N-RAY + SCV-F」と、プロセニアムに常設された同シリーズの「TiRAY + TiLOW」。構成の異なる2つのシステムを同時に駆動させた際も、位相のズレによる帯域の打ち消し合いや音像の乱れは発生しません。現場での複雑なチューニング作業に時間を追われることなく、全体が「ひとつの統合されたシステム」として緻密に連動するため、フレキシブルなシステム拡張性と、妥協のないサウンドクオリティを両立します。

本来、N-RAYとSCV-Fは連結できません。が、それを連結出来るようにした特注のアタッチメント金具を用意しました。また、「せっかく作るなら、左右に振れたら良いよね」という意見が出たので、左右に振れる機構を付けました。そうして組み上げたシステムを特製のキャスター付き専用台に載せて、移動できるようにしてあります。

移動用システムについてお二人にお聞きしました。
堀様:移動用システムは取り回しがしやすく、催事内容に応じて柔軟に運用できる点が非常に便利だと感じています。
中ホールだけでなく、大ホールで音量補強が必要な場面でも活用しており、コンパクトなサイズながら十分なパワーがあり、さまざまな催事に対応できています。公共ホールでは催事ごとに求められる内容が異なるため、この柔軟性は大きなメリットだと思います。
また、移動用システムとの組み合わせによる活用のしやすさは、今後の運用面を考慮するうえでもかなり有効だと感じており、それが選定理由の一つにもなりました。

日浦様:キャスター付きの専用台に設置されているので、移動は簡単です。大ホールでも数多くの催事に対応できると感じています。


■ 同様の課題を持つ施設へのメッセージ
『音の解像度を上げたいが、設置スペースに制約がある』、『多目的に使える柔軟なシステムが欲しい』といった悩みを抱える他の公共ホールの方々へのメッセージをいただきました。
 
堀様:公共ホールでは、さまざまな催事に対応できる設備が求められると思います。
私たちも改修にあたっては費用の確保等含め、乗り越えなければならない壁はたくさんありましたが、音の聞き取りやすさや運用のしやすさなど、多くの場面で改修の効果を感じています。これから設備更新を検討される施設にとっても、有力な選択肢の一つになるのではないかと思います。

日浦様:見た目のコンパクトなサイズから想像以上のパワフルなサウンドは、幅広い催事に対応できるので、CODA AUDIOを選択肢の一つに入れることをお勧めします。
 

 

スタッフの皆様
左から 弊社営業担当:松岡 優実、財団事務局:和田 俊子様、
財団事務局:堀 祥代様、音響担当:日浦 謙一様

主要な納入機材

機材 ブランド名 製品名
2-Wayラインアレイ・モジュール CODA AUDIO TiRAY
TiRAY用低域拡張ラインアレイ・モジュール CODA AUDIO TiLOW
3-Wayラインアレイスピーカーシステム CODA AUDIO N-RAY
センサーコントロールド・サブウーファー CODA AUDIO SCV-F
コンパレーター内蔵4chパワーアンプ CODA AUDIO LINUS14D V2
 
 
▶貝塚市民文化会館 コスモスシアター
 





〒597-0072 大阪府貝塚市畠中1-18-1
TEL:072-436-5031

URL:https://cosmostheater.or.jp/