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Q&A : 4066 & 4088 ヘッドセット・マイクロホン

4088/4066ヘッドセット・マイクロホン


INDEX

  1. CORE 4066(4066)とCORE 4088(4088)の違いは何ですか?
  2. マイクロホンの調整方法を教えてください。
  3. マイクロホンの装着位置について教えてください。
  4. ヘッドセット・マイクで楽器の収音ができますか?
  5. CORE 4288(d:fine 88)、CORE 4266(d:fine 66)との違いはなんですか?
  6. CORE 4066(4066)に付属するミニチュアグリッドについて教えてください。
  7. CORE 4088(4088)に付属するポップスクリーンについて教えてください。
  8. マイクヘッドの見分け方を教えてください。
  9. ワイヤレスシステムで使えますか?
  10. マイクロホン本体近くのゴムはなんですか?
  11. マイク本体に汗などの水分がついたり、ケーブルが汚れた場合の対処方法を教えてください。
  12. CORE 4066(4066)に付属しているミニチュアグリッドのクリーニング方法を教えてください。
  13. 使用上の注意点はありますか?
  14. NEW!マイクカプセルの向きについて 


Q質問CORE 4066(4066)とCORE 4088(4088)の違いは何ですか?

A回答

「CORE 4066(4066)」はオールラウンドに使用できる無指向性マイクロホンです。「CORE 4088(4088)」は、ライブパフォーマンスに特化した単一指向性マイクロホンで、ハウリングに強い設計を施しています。

CORE 4066(4066):無指向性
マイクロホンの固定位置の自由度が高く、目立たないデザイン。
音質だけではなく自然なスタイルにこだわる方に最適です。

4066 4066

CORE 4088(4088):単一指向性
ライブステージなど、周囲が賑やかでフィードバックやハウリングが起こりやすい環境に最適です。

4088

4088


Q質問マイクロホンの調整方法を教えてください。

A回答

・ブームとヘッドバンドを分離できるため、左右のどちらにもマイクロホンを装着できます。
・ブームの長さを調整でき、こめかみ、頬、口の真横など好みの位置にマイクロホンを装着可能です。
・ヘッドバンドは頭部のサイズにあわせて自在に伸縮調整でき、装着の安定性を高めます。

ヘッドブーム、ヘッドバンドが調整できます。

※マイク位置が固定されている4065は、ブーム部に優しく力を加えてブーム角を調整することができます。力の入れすぎにはご注意ください。


Q質問マイクロホンの装着位置について教えてください。

A回答

4066(無指向性)はマイクロホンの位置にかかわらず収音はできますが、頬の前後あたりに装着するのが一般的です。
環境やお求めの音質などに応じてお試し下さい。

4088(単一指向性)は口の真横 (2 ~ 3cm) に装着するとポップノイズが発生しにくく、解像度の高い音質での収音が可能です。

※注:口の正面に固定すると、吹かれ、ポップノイズの原因となりますのでご注意ください。

装着例

例:左側の女性は4066(無指向性)を頬のあたりにマイクロホンを装着。
右側の男性は4088( 単一指向性) を口の真横に装着しています。


Q質問ヘッドセット・マイクで楽器の収音ができますか?

A回答

フルートのマイキングできます。
周囲の環境に大きく依存しますが、ライブステージでフルートなどの収音に使用することができます。

このマイキングのメリットは音質です。マイクロホンを楽器本体にオンで設置するより、多少の距離をとったオフの方が空気を伝わってくる楽器の響きと鳴り全体を収音することができ、ギスギス感の少ない自然な音質を得ることができます。
使用環境によって大きく左右されるマイキング方法です。ご使用の場合は必ず事前にテストを実施してください。


Q質問CORE 4288(d:fine 88)、CORE 4266(d:fine 66)との違いはなんですか?

A回答

4065、4066、4067、4088 はヘッドバンド全体がワイヤー製ですが、CORE 4288(d:fine88)やCORE 4266(d:fine66)はイヤーフック部が柔らかいシリコン製のため、装着感が異なります。一方では、CORE 4288(d:fine88)には4088、CORE 4266(d:fine66)には4066 と同じカートリッジが使用されています。


Q質問CORE 4066(4066)に付属するミニチュアグリッドについて教えてください。

A回答

ミニチュアグリッドには、ソフトブーストとハイブーストの2 種類のグリッドがあります。工場出荷時は、ソフトブーストタイプのグリッドが装着されています。明瞭度を高めたり、高域をさらに強調したい場合には、付属のハイブーストタイプのグリッドを使用してください。

ミニチュアグリッド4060周波数特性図
※注:CORE 4088(4088)にはミニチュアグリッドは付属しておらず、装着もできません。

Q質問CORE 4088(4088)に付属するポップスクリーンについて教えてください。

A回答

ポップノイズを軽減するポップスクリーンです。この上にウィンドスクリーンを装着してマイクロホンをお使い下さい。

※注:CORE 4066(4066)にはポップスクリーンは付属しておらず、装着もできません。

(左)ポップスクリーン、(右)ウインドスクリーン


Q質問マイクヘッドの見分け方を教えてください。

A回答

CORE 4288(d:fine 88)とCORE 4266(d:fine 66)はマイクヘッドの形状で判別できます。
4066と4088 

Q質問ワイヤレスシステムで使えますか?

A回答

マイクロドット端子使用できます。マイクロホンケーブルの終端がMicroDot( マイクロドット)端子の場合、オプションの変換アダプターを組み合わせることで、SENNHEISER( ゼンハイザー)、SONY( ソニー)、Shure( シュア)など多くのワイヤレスシステムに対応します。


ワイヤレス変換アダプター 
★変換アダプターの詳細はコチラから⇒


Q質問マイクロホン本体近くのゴムはなんですか?

A回答

汗止めです。マイクロホンへの汗の付着を防止します。

汗止め 


Q質問マイク本体に汗などの水分がついたり、ケーブルが汚れた場合の対処方法を教えてください。

A回答

マイクロホンに水や汗が付着することはもちろんマイクロホンに良い影響を与えません。しかしプロの現場ではどうしても水や汗が避けられない場合があります。そんな時は、マイクロホンを振って水分を取った上で、自然乾燥させてください。 
(注)乾燥の際は絶対に電子レンジやヘアードライヤーを使わないでください。

また、下記に記載されている無指向性ミニチュア・マイクロホンはミニチュアグリッドを取り外して、精製水でマイクエレメントをクリーニングすることができます。注意事項を守って、十分に注意して実行してください。

 対象製品

●d:fineヘッドセット・マイクロホン

4066-OC、4266-OC、d:fine66(FIO66)

4065、4066、4067


●d:screetミニチュア・マイクロホン

4060-OC、4061-OC、4063-OC、SC4060、SC4061、SC4062、SC4063

SCO60-H、SCO61-H


▼無指向性ミニチュア・カプセルのクリーニング方法
 
 
 

また、ケーブルにテープ跡や接着剤、メイクアップなどの汚れが付着した場合には有機油(Organic Oil)、またはぬるま湯程度の蒸留水でケーブルを優しくこすってください。力を入れすぎるとケーブルを損傷させる恐れがありますのでご注意ください。



Q質問CORE 4066(4066)に付属しているミニチュアグリッドのクリーニング方法を教えてください。

A回答
マイクロホンを舞台やコンサートで長期にわたり使用していると、マイクロホンのグリッドに汚れ(化粧、埃など)が付着することがあります。そして、その汚れを放置しておくと音質に影響を及ぼすだけではなく、カビや細菌の繁殖、さらにはマイクロホンのエレメントが劣化する原因となります。 汚れた場合には、以下の手順でクリーニングしてください。

グリッドのクリーニング■準備するもの
●無水アルコール(エタノール)
●化粧用コットン(ティッシュでも可)
●綿棒
※道具はそれぞれの取扱上の注意をよくご理解いただいたうえでお使いください。






① まず綿棒にアルコールをたっぷりと浸します。
グリッドのクリーニング1  
 ② グリッドのメッシュ部分をコットンで覆うようにして持ちます。
グリッドのクリーニング2

③ グリッドの内側に綿棒をやさしく押し込みます。
グリッドのクリーニング3
④ 軽く綿棒を押し込み、その後綿棒を回しながら数回抜き差しを繰り返します。あまり乱暴に扱うとグリッドが壊れてしまうので、適度な強さで綿棒のアルコールで汚れを押し出すようなイメージで行います。
グリッドのクリーニング4

⑤ 汚れがコットンと綿棒に移りました。これらの動作を数回繰り返して汚れが移らなくなったらクリーニングは完了です。クリーニングを終えたグリッドは、アルコールが十分に乾いた事を確認してからマイクに取り付けるようにしてください。アルコールなどの揮発性の高い液体は、マイクロホンのエレメントに悪影響を与えますので、十分ご注意ください。
グリッドのクリーニング5グリッドのクリーニング6



Q質問使用上の注意点はありますか?

A回答
ヘッドバンド上のクリップは、マイクロホンブームの固定およびスライドのために付けられています。ケーブルをクリップに挟むと断線の原因となりますので、ご注意ください。

ケーブルをクリップにはさまないでください。