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CALREC来日インタビュー
CALREC来日インタビュー
【インタビュー】放送オーディオの革新を牽引するCALREC:ヒビノとの絆と未来へのロードマップ
2026年3月16日、CALREC社のManaging Director(マネージング・ディレクター)Sid Stanley氏への特別インタビューを実施しました。ヒビノとの強固なパートナーシップ、そして日本の放送市場への想いと将来のビジョンについてお話を伺いました。
▼ ヒビノとのパートナーシップ:「顧客理解」が生む卓越したソリューション
ヒビノとのパートナーシップは、私たちにとって極めて重要なものです。その理由は、ヒビノが
常にお客様の声を深く理解しようと努めているからです。顧客に寄り添うことで、最適なサービスと卓越したソリューションの提供が可能になります。また、ヒビノは
顧客だけでなくCALRECの製品や理念も深く理解しています。CALRECとお客様を繋ぐ架け橋として、ヒビノは最高のパートナーです。
▼ 日本市場の特異性:世界をリードする「品質」と「革新」
日本市場には、他国とは異なる顕著な特徴が二つあります。
一つは、
品質と信頼性に対する期待が世界で最も高い点です。日本はこの分野において世界のリーダーであり、私たちメーカーも常に高い品質基準を維持するよう刺激を受けています。メーカーとして、私たちは常に高い品質基準を維持し、ヒビノを通じて日本の皆様へ迅速なサポートを提供しなければならないと強く感じています。
もう一つは、
市場の革新性です。競争の激しい日本の放送業界では常に新しいソリューションが求められます。日本の放送局が求めるイノベーションが、ヒビノとのパートナーシップを通じて私たちの成長にも繋がっています。
▼ 将来のビジョン:次世代ワークフローへの備え
CALRECのビジョンは、放送業界のお客様にとって常に「ナンバーワンの選択肢」であり続けることです。
放送業界のニーズは非常に高く、今日の優れたソリューションだけでなくそのソリューションの長寿命化、将来に向けた柔軟性や多様なワークフローが求められます。これに応えるため、日々努力しており、放送用オーディオ分野で
最大級の研究開発(R&D)部門を擁し、常に革新を続けています。
実際、放送ワークフローの変化を考えると、私たちのやるべきことは山積みです。放送業界の顧客は優れた機能を備えた非常に良いハードウェアを求めていますが、同時に将来のリモート対応技術、さらには仮想プロセッシングやインフラ、商用的な柔軟性も求めています。
私たちは、次世代の制作を支える「ARGO」シリーズや、クラウドベースのDSP処理ソフトウェア「ImPulseV」などを通じて、リモート制作や仮想化プロセッシングに対応しています。これらはすべて、私たちのビジョンとロードマップを明確に具現化しています。
「お客様が今日、明日、あるいはその先の未来に何を必要としても、私たちはその準備ができています」
編集後記
インタビューの最後には、Sid Stanley氏と弊社スタッフの間で笑顔のフィストバンプ(拳を合わせる挨拶)が交わされ、CALRECとヒビノの親密な関係性が垣間見える温かな時間となりました。今後もCALRECとヒビノは、日本の放送文化の発展に寄与してまいります。
CALREC(カルレック) について
英国ヘブデン・ブリッジに本社を構える、放送およびプロオーディオ業界向けのオーディオミキシングソリューションのリーディングプロバイダーです。
- 60年にわたる革新の歴史: 1964年の創業以来、世界初のステレオ放送用コンソールや、デジタル制御のアナログコンソールの開発など、業界を定義する数々の革新を成し遂げてきました 。
- 技術へのこだわり: すべての製品は英国本社で設計・製造・サポートされており、市場最大級のR&D(研究開発)チームを擁しています。その高い技術力は、7度のエミー賞受賞という実績にも裏打ちされています。
- 世界、そして日本での信頼: 世界中の主要な放送局で採用されており、米国や英国のHD中継車の約50%にCALECのコンソールが搭載されています 。日本国内においても数多くの放送局で導入され、日本の放送文化を支える重要な役割を担っています 。

左:Sid Stanley(Managin
g Director)、右:Anthony Harrison(International Sales Manager)