【サウナ×録音】過酷すぎて音響泣かせ? 録音技師が極限環境でDPA 2017 をメインマイクに選んだ理由
2026年4月9日
2026年3月28日(土)よりPrime Videoで独占配信されている、ヒーリングドラマ『カラちゃんとシトーさんと、』。本作の象徴的な舞台である「サウナ室」は、刻々と変化する高温・高湿度という、音響機材にとってこの上なく過酷。その上ピンマイクも使用できないため、ガンマイクのみで収音するしかないシビアな現場です。
この現場の音を預かる
録音技師・大堀太輔さんが、選択したのはDPA Microphonesのショットガンマイクロホン「
2017」でした。
「ターゲットに対する明瞭度は、現在右に出る製品はないのではないか」
過酷な環境において、DPA 2017がいかにして現場の「安心感」を支え、理想のサウンドを実現したのかをお伝えします。
■ 作品紹介:心身を癒やす旅の記録
カラちゃんとシトーさんと、
美味しいものが大好きなモデルのカラちゃん(岩本 照さん)と、サウナを愛するヘアスタイリストのシトーさん(松田 元太さん)。性格は正反対ながら、日本各地のプライベートサウナと美味しい食事を巡り、心身を癒していくヒーリングドラマです。二人が語らう日常の悩みや小さな幸せを、おだやかな空気感とともに描きます。
→「カラちゃんとシトーさんと、」公式サイト
■ 現場レポート:サウナという過酷な環境での真価
本作の象徴的なシーンである「サウナ内」での収録は、機材にとって極めて過酷な条件となります。以下は、湿度や温度の変化が激しい特殊な環境下で、実際に「2017」を運用していただいた、録音技師大堀太輔さんのリアルな声です。
ターゲットへの圧倒的な明瞭度
「2017のターゲットに対する明瞭度は、このサイズ感を含め、現在右に出る製品はないのではないかと感じさせるほどでした。二人が語らう繊細なセリフを確実に捉える性能は、非常に信頼がおけます。」
どんな環境でも「安心して使える」ということ
「湿度や温度変化が激しいサウナ内でも、一切のトラブルなく安定して使用できました。現場で最も大切にしている『安心して使える機材』として、今後も2017をメインマイクとして運用していきたいと感じています。」
■ 2017が選ばれた理由
作品の持つ「おだやかな空気感」を壊すことなく、役者の息遣いや心の機微をありのままに記録する。DPA 2017は、その高い指向性と耐候性によって、クリエイターが求める理想のサウンドを実現しました。
過酷な環境への耐性
湿度・高温下でも安定したパフォーマンスを維持。
コンパクトかつ高解像度
長184mmという取り回しの良さと、極めてクリアな収音能力を両立。
ショットガンマイクロホンの新たな選択肢として注目を集めるDPA 2017 。過酷なロケ現場から繊細なドラマ収録まで、プロの現場に新たなスタンダードを提案しています 。
■DPA Microphones 2017製品仕様
DPA Microphones 2017
ショットガン・マイクロホン
感度(±2dB@1kHz):―32 dB re. 1 V/Pa
全高調波歪(THD):1%以下(140 dB SPL RMS, 143 dB SPLピーク)
ダイナミックレンジ:130dB
最大音圧レベル(THD10%):148dB SPL peak
動作温度範囲:-40°C to 45°C
動作湿度範囲:最大90%(結露なきこと)
製品の詳細はこちらから→
大堀太輔 録音技師
学部時代は宇都宮泰氏に師事し、東京藝大大学院卒後フリーランスとして活動
おもな作品:内田英治監督作「ナイトフラワー」(2025年11月公開)