MIDI IO
Version: 1.4.0
MIDI IO
System表示区画の MIDI IO タブでは、transform.engine のグローバル MIDI 設定を行うことができます。
💡TIP |
global-MIDIコンフィギュレーションは、より複雑なNRPNメッセージを使用するため、柔軟性に富んでいます。1つのCuelistでいくつかのCueをコントロールしたい場合や、Cuelistごとに異なるMIDIチャンネルを使用したい場合は、代わりに「per-Cuelist MIDI personalities」の使用を検討してください。 |

transform.engineの様々な機能は、MIDI NRPNコントローラーを使ってコントロールすることができます。もしMIDIトランスミッターがNRPNデータの送信をネイティブサポートしている場合は有効です。
transform.engineは現在、任意のCueをトリガーできるように、NRPN MIDIメッセージに対応しています。
MIDI NRPN コントロールを有効にするには、「Enable」 ボタンを選択するか、希望の MIDI チャンネルを選択します。
💡TIP |
MIDIケーブルがコンソール/MIDI機器のOUTポートとtransform.engineのINポートに接続されていることを確認してください。 |
NRPN Parameter Map
NRPNパラメータ-は以下の通り:
パラメーター
# |
名称 |
データーの型 |
注意 |
1 |
Selected Cuelist |
14ビット整数(MSB + LSB) |
このパラメーターは、MIDI経由で他の操作を実行する際のターゲットとなるCuelistを選択します。このパラメータを変更すると、パラメータ 2 と 3 はクリアされます。 |
2 |
Selected Cue Number |
14ビット整数 (MSB + LSB) |
このパラメーターでは、MIDI 経由で他の操作のターゲットとなる Cue を選択できます。このパラメータを変更すると、パラメータ 3 は値 0 にリセットされます。 |
3 |
Selected Cue Number Decimal |
14ビット整数(MSB + LSB) |
このパラメータは、MIDI 経由で他の操作のターゲット Cue を選択する際に、Cue Number の小数部を指定します。 |
4 |
Fire Selected Cue |
ブール(MSB + LSB値> 63の場合に選択) |
このパラメータを > 63 に設定すると、現在選択されている Cuelist に対して現在選択されている Cue を 送り出し、その後選択をクリアします。 |
例) NRPNによるCue(QL42 Q100)の送出
MIDIアクション |
概要 |
NRPN 1 = 42に設定 |
Cuelist 42を選択 |
NRPN 2 = 100に設定 |
Cue100を選択 |
NRPN 4 = 127に設定 |
選択したCueを送出 |
例) NRPNによるCue(QL42 Q300.3)の送出
MIDIアクション |
概要 |
NRPN 1 = 42に設定 |
Cuelist 42を選択 |
NRPN 2 = 300に設定 |
Cue300を選択 |
NRPN 3 = 3に設定 |
Cueの小数3を選択 |
NRPN 4を= 127に設定 |
選択したCueを送出 |
例) 簡易的なレベルのControl Change(CC)メッセージでCue(QL42 Q100)を送出
この例では、最初の例とまったく同じ結果になりますが、今回は適切なControl Change(CC)メッセージを介してNRPN値を手動で設定します。NRPNメッセージをネイティブにサポートしていないMIDIデバイスを使用している場合でも設定は可能ですが、少々煩雑になります。代わりに
per-Cuelist personalities を使うことを検討してください。
MIDIアクション |
概要 |
CC 98 = 1 |
NRPN 1 [Selected Cuelist]を選択 |
CC 38 = 42 |
NRPN データ入力 42 |
CC 98 = 2 |
NRPN 2 [Selected Cue Number]を選択 |
CC 38 = 100 |
NRPN データ入力 100 |
CC 98 = 4 |
NRPN 4 [Fire Selected Cue]を選択 |
CC 38 = 127 |
NRPN データ入力 127 |