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Performance

 バージョン: 1.1.0 

Performance 
[Performance] タブに移動すると、transform.engine の現在のパフォーマンス指標が表示されます。 

表示されているグラフ(および左上の小さいグラフ)は、DSPコア周りの負荷を示しています。 

ここには、次のような指標もあります: 

  • Average DSP Core Load - すべてのアクティブコアで使用されている平均CPU使用率(%)。 
  • DSP cores in use - セッションで現在使用可能なDSPコアの数とその最大利用数。 
  • DSP Deadline - システムがオーディオを処理できる期間ごとの時間。 
  • Sample Rate - Dante Controllerで設定されるもので、transform.engineが実行されているオーディオサンプルレートです。 
  • Period Samples – [System Status] タブで設定されるもので、showfileが設定されているバッファサイズです。 
 💡TIP 
Period Sampleを 32 から 64 に倍増させることで、DSP パイプラインのレイテンシは 2 倍になりますが、chain処理に使用可能な時間量(すなわちシステム容量)は増加します。 
 

Audio Renderer Info 
システム全体の情報の下には、各Audio Rendererのパフォーマンスに関する情報が表示されます。概要表には、セッション内の各Audio Rendererの稼働時間が表示されます。 その後に、各レンダラーの詳細な統計が続き、主にサポートに役立ちます。 

  • Engine Time : 内部エンジンのオーディオ処理タスクに費やされた期間ごとの時間。 
  • Period Time : Danteネットワークから計測された期間間の時間。 
  • Engine Xruns : 時間のずれが検出された回数。 
  • DSP Overruns : 要求されたオーディオ処理時間が使用可能時間を超えた(すなわちDSPコアがオーバーロードした)回数。