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Quantum338
Quantum338 System (with KLANG) オープンプライス
Quantum338-WS(-HMA/-HMA with KLANG/-NC/-ST ) オープンプライス
 
Quantam338_image
Quantum338
入力チャンネル バス ソロバス マトリクス コントロールグループ* サンプリング
レート
128 最大64
(AUX/GRPの総計)
2
(True Solo付き)
最大24入力×24出力 24 96/48kHz,32bit
*選択式(VCA、ムービングフェーダー、ミュートグループ) 
 
レベルの高いミキシングをスマートに
  • 3面のタッチスクリーンと38フェーダーを搭載し、3面のそれぞれが4バンクの3レイヤー構造。128入力、64バス、最大24×24マトリクスを96kHz標準でのフルプロセッシングが可能で、すべてのフェーダーがどのチャンネルにもアサイン可能。

  • 32 ビットのハイビットレートをもつAD/DAコンバーターを背面のローカルI/Oにも標準で搭載。音の再現性を高め、より原音に忠実なサウンドを提供。

  • 第7世代の最新FPGAをベースに開発された高性能なデジタル・ミキシング・コンソール。Quantumエンジンを搭載した圧倒的な処理能力により、最上位機種の Quantum7と同様の「Nodal Processing」「True Solo」「Mustard processing」「SpiceRack」の機能を使用可能。
       Quantum7  Quantum338
     Nodal Processing  256 64
     True Solo  〇  〇
     Mustard processing  64 36
     Spice Rack  16スロット 8スロット
    True Solo
     ↑True Solo画面
優れた視認性と操作性
  • タッチスクリーンを3 面搭載。各画面は17 インチと大きく解像度も高いので、視認性に優れています。タッチスクリーンの輝度は1000nit と高く、屋外の太陽光の下でも優れた視認性を保つうえ、長く突き出した庇のようなフロントトップが影をつくるため目の負担を軽減。

  • 各画面に12 のチャンネルストリップを配したわかりやすいレイアウトは、ひと目で全体の把握と直感的な操作が行えるので、素早い対応を求められるライブの現場でも余裕をもってオペレーションできます。

  • ワンタッチで中央画面をマスター画面にするボタンがマスターセクションにあり、即座に切り替えが可能。マスターと各チャンネルを効率よく操作できます。
  • サーフェス上にはHTLも健在で、フルカラーで明瞭に機能を区別。暗い場所で輝くLED 群は機能美を超えた美しさ。

  • 背面のトップエンドには野外フェス現場など複数のミキシングコンソールを使用する環境での識別に有効なターコイズブルーのLED が新たに搭載され、アーティストとのコミュニケーションをより確実にします。


マルチコンソールによる大規模システムの中でも活躍
  • SD-SeriesコンソールやI/Oラックとの互換性を持っており、複数台のSDコンソールとI/Oラックで構成された最大504ch の入出力を共有し、大きなシステムの中で運用可能。

  • オプションでオプチカルコネクターを装備できるので、オプチカルループで構築された96kHzのリダンダントにも対応可能。端子はHMA、OpticalCon、ST から選択。モードはマルチモード。オプションでシングルモードも用意。

  • USB2.0を使用してPCに接続するオーディオインターフェース“UB-MADI”を内蔵(※)。入出力それぞれ48chのPCレコーディングやプレイバックを簡単に行えます(注)。UB MADIのデジタル伝送はUSBのデータークロックに依存せず、ジッターの発生を抑えた高い安定性を誇ります。

    ※Intel® Core™ Duoあるいはそれ以上のCPUを備えたすべてのWindowsあるいはMacと互換性を持っています。
    ※ASIOやCoreAudioに準拠するドライバー/アプリケーションが別途必要です。
    ※注 サンプリングレート48kHz時

     
ユーザーフレンドリーな仕掛けが装備
  • フロントのアームレストの下にはライトバーが追加されており、暗い場所でのキーボード操作やコンソールの下での作業を容易にします。
  • ヘッドホンは2 つ同時に利用でき、ボリュームも別々にコントロール可能。ヘッドホン用のアームはアームレスト下の左右にあり、ジャックも標準フォーンとミニの2つを備えています。
  • 左側のヘッドホンジャックの横にあるUSB ポートは、バスパワー専用となっており、リモートコントロールやイヤモニなどで現場には不可欠となったiPad など各種デバイスの充電が行えます。

iPAD用リモートコントロール・アプリケーションソフトウェアを用意
  • Quantum338をワイヤレスで制御。ステージや客席などで、実際に音を聞きながら遠隔操作が可能。
    (→詳細はこちら
Quantum 338T for Theatre

劇場や演劇に特化した
機能を備えたQuantum 338


■ UKロンドンの劇場やミュージカルのニーズを取り込んだ機能を豊富に装備。

※ オプションのアップグレードキット(Q338-TUPG)が必要です。
 
■Quantum338  
W1595×H482×D805mm、質量:70kg
Quantam338_dimenision
  Quantum338
入出力性能 フェーダー数 38
入力チャンネル 128
バス 最大64ch(AUX / GRPの総計)
ソロバス 2(モノ/ステレオ/サラウンドより選択)、
True Solo付き
マトリクス 最大24×24
コントロールグループ 選択式(VCA、ムービングフェーダー、ミュートグループ)×24
イコライザー 32バンドQEQ(±12dB)×24
内蔵エフェクター 24(+Spice Rack:8モノ/4ステレオ)
ローカルI / O マイク/ライン入力 8
ライン出力 8
AES / EBU入出力 4(8ch)
MADIインターフェース 3
(75ΩBNCコネクター×12 リダンダント含む)
オプチカル(Optocore)インターフェース 1
MIDIインターフェース In/Out/Thru
外部ディスプレイポート Displayport
外部同期 ワードクロック、MADI、AES、オプチカル
USB2.0ポート 5
※うち1つは、5Vのバスパワー専用
GPI 通常16系統(32系統まで拡張可能)
GPO 通常16系統(32系統まで拡張可能)
ヘッドホン出力 標準フォーンジャック×2、ミニジャック×2
音響性能 サンプリングレート 96/48kHz
レイテンシー 1ms
(代表値:チャンネル入力→LRバス→ステージ出力@96kHz)
内部プロセッシング 最大40bitフローティングポイント演算
AD/DA変換 32bit
周波数特性 20Hz~20kHz(±0.15dB)
THD+N 0.002%以下(定格ゲイン、0dB入力@1kHz)
クロストーク 120dB以上(40Hz~15kHz)
残留ノイズ -100dBu以下(代表値 : 20Hz~20kHz)
マイク等価入力ノイズ -128dB以上
最大出力レベル +22dBu(標準仕様)
最大入力レベル +22dBu(標準仕様)
入力チャンネル/
AUX/
グループ/
マトリクス
アナログゲイン
(入力チャンネルのみ)
-20dB~+60dB
デジタルトリム -40dB~+40dB
ローパス/ハイパスフィルター 20~20kHz、24dB/Oct
インサート 2系統(EQ/ダイナミクスのプリ/ポスト)
パラメトリックEQ 4バンド
ダイナミックEQ 286ch
ダイナミクス コンプレッサー、ゲート、
ディエッサー、ダッカー
ソロバス ソロバス1/ソロバス2/両方、オートソロ
Nodal Processing 64
Mustard Processing 36
最大ラック数 22 (2ループ組む場合は36)
DMIスロット 2
UB MADI(サンプリングレート48kHz時) 48ch
電源 内部電源×2(AC100V、50/60Hz)
消費電力 ピーク時 345W
起動時 315W
寸法(W×H×D) 1595×482×805mm
質量 70kg

 
◆背面

Quantum338_リアパネル
※⑬DMIスロットに挿入するDMIカードの詳細はコチラ


Quantum338-1 Quantam338-2 Quantum338-3 Quantum338-4Quantam338-5 Quantum338-6
※クリックすると拡大します。

 

■Opticalアップデートキット
・Q338-OPT-HMA
 HMA端子。マルチモード。

・Q338-OPT-NC

 OpticalCon端子。マルチモード。

・Q338-OPT-ST
 ST端子。マルチモード。
■FC-Q338
Quantum338用フライトケース
 
Quantum338_FC 
■WAVES-Q3
 WAVES AoundGridアップグレードキット(WAVESサーバーとプラグインは含まない)
■Q338-TUPG
 Quantum338用シアターモデルへのアップグレードキット。
 

入出力拡張用のDMIカードを2枚挿入可能
  • リアパネルには、ローカルI/O のほかに入出力拡張用DMI(DiGiCo Multichannnel Interface) カードのスロットを2つ搭載。
  ●
 DMI-KLANGカードは、KLANG:technologies の イマーシブ・インイヤーモニタリングをDiGiCo の最新のFPGA テクノロジーで再構築。他のデバイスやI/O を追加することなく、任意のオーディオチャンネルをコンソールからDMI-KLANG にルーティング。イマーシブミックスをAux 入力に戻し、KLANG:technologies の定評あるイマーシブ・パーソナルモニター・ミキシングテクノロジーの空間的かつ透過的なインイヤーモニタリングを可能にします。 DMI-KLANGカード
 ↑DMI-KLANGカード


 
  • 1 枚のDMI-KLANGカードで64chのイマーシブミックスを16人のミュージシャンに配信可能。その用途はモニターエンジニアのツアー用パーソナルミキシングからスタジオセッションのレコーディング用空間ミキシングまで多岐にわたり、疲労感のない質の高いインイヤー・モニタリングを提供します。
    ※Quantum338にDMI-KLANGを1枚入れたお得なセット製品もあります。お問い合わせください。
     
  • 任意のフォーマットに変換する多様なカードを用意しており、I/O ラックへの接続や用途に合わせて選択可能です。
■MADI伝送

BNC同軸、各種オプチカルケーブル
SDrackicon_SD-MINI Rack

各種オプチカルケーブル
icon_SD-NANO Rack 

BNC同軸ケーブル
MQ-Rack icon

RJ45/BNC同軸ケーブル
icon_D2-Rack
■Danteネットワーク伝送

DQ-Rack icon
 

▼仕様書
1.37MB  23.2MB(Zip圧縮)

▼取扱説明書
SD/Quantum Series ソフトウエア・リファレンス Ver.1528+  6.31MB
Quantum338 取扱説明書 9.0MB※ZIP圧縮
シアター・ソフトウェア・オペレーション
Software Versions 4.2.576+
3.88MB


▼ソフトウェア
Quantum338 V1619 Updater


▼技術資料
DMIモジュールのインストール、接続、セットアップに関する注意事項
Technical Note No.339
539KB
SD Seriesの MADI 接続について
Technical Note No.294
403KB
デジタルミキサーとラック用UPSの選択と消費電力について
Technical Note No.70
183KB
GPO / GPI 接続に関する技術資料
Techical Bulletin No.112
220KB
MADI接続システムの仕様について
Technical Bulletin No.106
248KB
オプチカル接続システムの仕様について
Technical Bulletin No.101
365KB