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dLiveのファームウエアVer1.9登場!
Allen & Heathは、フラッグシップミキシングシステム「dLive」史上最大のファームウェアリリースとなる「dLive V1.9」を発表しました。これは、ライブサウンド、レコーディング、ストリーミング、インストレーションといった分野で活躍するエンジニア達からのフィードバックを反映したものです。

ユーザーからの要望が多かった45以上の機能と数多くの改良を加えたdLive V1.9は、これまでで最大のリリース。多くの新しいサウンドツールと高速化されたワークフローにより、dLiveはデジタル・ミキシングコンソールの基準を引き上げます。

RTA (Real Time Audio analyzer)
RTA_v1.9
dLiveのRTAエンジンを全面的に見直したことで、エンジニアはオーディオ分析のための新たな選択肢を得ることができます。2つのRTAが用意されており、デュアルサーフェスのサーフェスでは独立したRTAを利用できます。ビジュアル面では、31バンドのバー表示だけでなくライン表示とソノグラム表示が追加され、ソノグラム表示ではRTA間の差を表示してシステムチューニングを行うことができます。重要なのは、PEQカーブの下にバーとラインのビジュアライゼーションを表示できることで、エンジニアは迅速にEQを決定することができます。エンジニアが全体像を把握できるように、新しいRTAツールは、専用画面、PEQ画面とウィジェット、専用のRTAウィジェット、外部モニターのいずれにも表示されるようになっています。

DEEP Processing

SourceExpander_v1.9
SOURCE EXPANDER
DualThresholdExpander_v1.9DUAL THRESHOLD EXPANDER Bus-Compressor_v1.9BUS COMPRESSOR NEQ-3_v1.9
NEQ12

dLiveのゼロレイテンシーDEEP Processingツールは、V1.9で複数の新機能を追加して強化されました。2つのエキスパンダーは、フィードバック前のゲインを増やし、ライブアプリケーションでのオーディオセパレーションを改善します。SOURCE EXPANDERは、スレッショルドとデプスを素早く簡単にコントロールして、設定したことを忘れるような操作を可能にし、DUAL THRESHOLD EXPANDERは、熟練したコントロールが必要な厳しい環境に提供されます。新しいBUS COMPRESSORは、ミックスをまとめる能力で知られる伝説的なハードウェアユニットをモデルとしており、OptTronikコンプレッサーには、クラシックな2Aコンプレッションの新しいフレーバーとなる新モデルが追加されました。また、IEMミックスを扱うエンジニアには、dLiveの64のミックス出力にGEQの代わりに使用できる、選択可能なHi/Loパスフィルターを備えた12バンドのパラメトリックEQ「NEQ12」が追加されています。

また、ゼンハイザーの300/500、2000、2050のワイヤレスマイクが、dLive SurfaceやDirectorソフトウェアからモニターできるようになりました。ミュート、信号レベル、バッテリー・バーなどの主要なワイヤレス情報は、バンク・スクリーンから確認でき、プリアンプ・タブから詳細な情報とコントロールが可能です。

V1.9の豊富な機能リストには、複数のdLiveシステムでの自動ゲイン・トラッキングによるプリアンプ共有、ダイバージェンス・コントロールによるLCR+メイン・モード、スクリーン・ブックマーク、新しいスクリーン・ウィジェットなども含まれています。

Gain Sharing
2台のdLiveシステムでゲインシェア。GainSharing_image

●2台のMixRack間のFOH/MONスプリットに最適
●MixRack間のgigaACE、fibreACEリンクに対応

LCR+
LCRのセットアップのコントロール性が向上。LCR+ ver1.9

●ダイバージェンス・コントロールでCをLRに簡単にブレンド
●シアターなどのLCRアプリケーションでセンターパンされた信号の明瞭度を高める
●ダイバージェンス・コントロールをチャンネル・ロータリーにアサインし、実際にエンコーダーで操作可能



詳細は、ALLEN &HEATHの本国サイトへ
https://www.allen-heath.com/dlive-v1-9/